箱型規格住宅 TYPE-B

デイトナハウスが手掛ける
これまでになかった箱型規格住宅

デイトナハウスのエッセンスを4スパン ✕ 4スパンに凝縮したBOX型の規格住宅。それがTYPE-Bです。 TYPE-BではML(モーターライフ)とOL(オープンライフ)の2つのタイプを用意。ガレージ付きの『ML』は、クルマやバイクなど“移動”を人生の中心に置いたアクティブな住まい手に。 『ML』では、豊かな吹き抜け空間や大らかなフリースペースでクリエイティブなイメージの世界を楽しむ人に。 子どもから大人まで家族全員がこの家を拠点にもっと人生を楽しめる、趣味のベース(基地)になるように規格・設計しています。

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ライフスタイルに合わせて選べる2つのモデル

 

MOTOR LIFE

寝泊まりするだけのただの家や、単なるクルマの収納庫としてではなく、“ライフスタイルの出撃基地=BASE”となる場所をイメージに開発した『MOTOR LIFE(ML)』。インナーガレージはツヤ消し黒の鉄骨のハードな空間の中に温かみのあるダウンライトを設置。コントラストの効いた空間で、愛車の存在感をさらに際立たせてくれませす。ガレージには、自分だけの趣味空間を構築できるホビールームも併設。フルメタルのらせん階段や、リビング空間にメリハリをもたらしてくれるトラス梁など、デイトナハウスならではの、特徴的なエッセンスが満載です。

OPEN LIFE

デイトナハウスオリジナルの鋼鉄製らせん階段、『ダイナソーボーン』を中心に据えた開放的な一体空間が特徴のプランが『OPEN LIFE(OL)』です。朝はハイサイドライト(高い位置につけた窓)から差し込む光が、夜はスポットライトが作り出す陰影が広い空間の表情を様々に変えていきます。季節や時間の変化を空間全体で感じとりながら生活したい──。OLはそんなライフスタイルを送りたい人をターゲットにした住宅です。2Fは標準仕様ではあえて“一般的な間仕切り”を廃したフリーなスペースになっているので、上階で遊ぶ子供の気配を感じながら、自分は1Fのソファに身体を沈めてゆっくり寛ぐというような、生活を送ることが可能です。

 

EXTERIOR
EXTERIOR
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INTERIOR
INTERIOR
INTERIOR
GARAGE
GARAGE
GALLERY

こだわりのインテリアとエクステリア

INTERIOR

EXTERIOR

デイトナハウスならではのオリジナルディテール

剥き出しの空間を可能とした構造体 LGS SYSTEM

1999年から弊社が開発を始めた軽量鉄骨パネル工法『LGSシステム』は、“Cチャンネル”と呼ばれる125×50㎜のコの字型の材料を長方形のパネル形状にしてボルトで組み立てていく工法です。パネルの大きさは縦2.7m、横1.82m(一間)です。つまり横幅は畳一枚の大きさです。昔から「立って半畳、寝て一畳」と言いますが、もともと日本の在来木造工法は、この一間のモジュールを組み合わせたシステム工法なのです。LGSシステムは、この人間の身体を基準にしたモジュールをそのまま採用し、様々な用途に供するよう開発した温故知新の革新的な工法なのです。
リズム感のある手作りの梁材=“トラス”を空間に大胆露出させたのもデイトナハウスの特長です。日本の鉄骨工事は、今では巨大な機械が押し出して製作する“H鋼”と呼ばれるものがほとんどになり、トラスを手作りで製作する工場は大変少なくなりました。しかし、トラスは中央部の稲妻鉄筋がよく働いて、少ない鉄骨量で堅牢な構造耐力を持っています。空間の愛着を増幅してくれる愛すべき梁材はデイトナハウスならではの逸品なのです。

空間にアクセントを加える鉄鋼製らせん階段 DINOSAUR BONE

まるで“恐竜の肋骨”をイメージさせる鋼鉄製らせん階段『ダイナソーボーン』。センターポールと各ステップを分解可能な単体パーツとして開発することによって、生産・輸送コストを合理化し、リーゾナブルな商品としてリリース。また、パーツの分解ができることでパウダーコーティングを可能とし、他の階段ではなかなかお目にかかれない秀逸な素材感を表現することができました。現場においても、大工さんが組み立てしやすいように溶接が必要な部分を無くした事もポイントです。さながら、昔の大黒柱や床柱のように、屹立する空間の中心として、また子供の記憶に残る愛すべき存在として、らせん階段の果たす役割は大きいのです。

見た目と性能の両立を果たす内外壁 GALVALUME WALL

『ガルバリウム』という素材は、アルミニウムと亜鉛の合金です。メンテナンス性に優れ、しかも錆びにくいので、今では多くの住宅の外壁に採用されています。この素材を贅沢にもインテリアに使ってしまおうというのがデイトナハウス流。LGSの鉄骨フレームに縁取られたガルバリウムは、まるでウェアハウスやコンテナのような印象を与えてくれます。また、磁石もつくので、様々なインテリアアレンジを可能にします。

シャープなラインを形成するFIX窓

今では日本中のサッシはアルミ製ばかりになってしまいましたが、デイトナハウスはオリジナルのスチールサッシを採用しています。他の骨格同様に、アングル枠&押し縁をパウダーコーティング化したのも特徴で、このスチールサッシがシャープな外観を形成するひとつのポイントになっています。まるでイームズハウスの様な大開口があるファサード。それは、このオリジナルスチールサッシだからこそ成せる技なのです。

家具だって自由自在に拡張可能 FAS BRACKET

工作室によくある万力の締め金具を応用して、LGSパネルの胴縁にDIYで留めつける棚板金物。棚板以外にTVボード、カウンター、洗面台と幅広い用途に利用することが可能です。このFASとは“Furniture Although Structure”の略語で、ずばり“構造体なのに家具である”を意味し、LGSパネルという構造材を家具に変身させるのです。しかも他の鉄骨と同一の素材を採用しているで見た目に統一感もあります。

TYPE-Bが“強くて、暖かい”理由

鉄骨住宅であるデイトナハウスの基本性能は、
耐震強度と断熱性能でもワンランク上のレベルを標準化しています。

一般に、木造住宅には建築基準法上の“特例”があり、【構造計算】の提出義務がありません。一方で、TYPE-Bのような木造以外の2階建て建築の場合、構造計算書の提出が義務付けられています。つまり、TYPE-Bは“1軒づつ構造解析を行って耐震性をチェックしている建築”という訳ですから、耐震性能のばらつきが存在しないのです。この構造計算では、建築基準法が定めた強度【耐震等級】を有しているかどうかを判定します。具体的には「最大震度7の地震でも倒壊しない構造耐力を有すること」という事になります。等級には1~3までが存在し、一般的な住宅の多くが “耐震等級1”となっていますが、TYPE-Bの場合は標準仕様で最高レベル “耐震等級3※”をクリアしています。大地震の到来が心配な昨今、この安心感は見逃せません。更にこれらの強度面に加えて、鉄骨住宅ならではの、素材感のある骨格を合法的に剥き出しに出来ることや、木造住宅とは異なり“腐らない”、“燃えない”ポイントも、TYPE-Bならではの大きなアドバンテージです。

標準仕様で耐震等級3に対応した構造設計
(住宅性能評価の申請が必要になります)

一軒ずつ全て構造計算するということ
TYPE-Bが行っている【構造計算】は、2階建て以下の木造住宅を中心とする【4号建築】では、特例によりしなくても良いことになっています。しかし、構造計算は家づくりの耐震性を数値にしてしっかり確認できる唯一の方法です。構造計算をしていた方が安心であるということは確かなのです。また耐震等級3(※)の取得により【フラット35SプランA 】に対応しています。
鉄骨の3D検証による緻密な設計方針

躯体を構成する鉄骨のパーツ一つ一つを検証し、3D空間上で実際に組み立てて検証を行います。

ダブルのブレース

LGSパネルに設けたダブルのブレース(筋交い)。高い耐震性能はこうしたパーツの採用により実現。鉄骨剥き出しというその見た目も特徴的です。

耐震等級1

    • 数百年に一度程度の地震(およそ震度6〜7)で倒壊・崩壊しない
    • 数十年に一度程度の地震(およそ震度5)で損傷しない
    • 地震後は大幅な補修や建て替えとなる可能性も高い
    • 一般的な住宅の耐震性能

耐震等級2

    • 耐震等級1で耐えられる地震の1.25倍の震度でも倒壊・崩壊しない
    • 震度6〜7の地震後でも、一定の補修程度で住み続けられる
    • 学校・病院など避難所になりうる施設の耐震性能

耐震等級3

    • 耐震等級1で耐えられる地震の1.5倍の震度でも倒壊・崩壊しない
    • 震度6〜7の地震後でも、少しの補修で住み続けられる
    • 警察署・消防署など災害復興拠点になりうる施設の耐震性能

冬は暖かく、夏は涼しい全面外断熱の家

最新省エネ基準をクリアした 確かな断熱性能

鉄骨の家と聞くと、その印象的に「室内が寒いのではないか?」と思われる方が多くいらっしゃいます。しかし、TYPE-Bは外壁全面と屋根に『ネオマフォーム』という板状のフェノール系断熱材を使用していますので、その心配はありません。むしろ現在日本で使用されている住宅用断熱の中でも、寒冷地にも対応可能な最上級の性能を有しています。右の図は外壁の構成で、鉄骨パネル全面に『ネオマフォーム』を入れているので、壁面全体が高断熱構造となり、これまでの木造住宅より格段に高い断熱性能を確保。これにより、“冬は暖かく、夏は涼しい”という快適な居住性を実現するのです。2020年に義務化される予定の『H25年改正省エネ法基準』をすでにクリアしているその断熱性能は、クールな見た目と“ローエネルギー”を併せ持つ、デイトナハウスの重要なパートとなっています。

壁だけではなく 床と屋根も断熱仕様

2Fの床と屋上の下地には、板状断熱材を一体成型したコンクリート板『Gスラブ』 を標準で採用しています。その断熱部分の厚みは何と50㎜もあり、ガレージでの底冷え、屋根からの熱をカットします。

この表は、一般の木造住宅商品で使用されているグラスウールより、TYPE-Bが採用する『フェノール系断熱材/ネオマフォーム』が格段に断熱性能が高いことを表しています。熱貫流率は対グラスウールよりも25%低く(熱伝導率が低い=断熱性が高い)、外部環境の負荷はすべて骨組みの外側でカットします。

ELEVATION

COLOR VARIATION

掲載画像はイメージです。表示イメージは実際の商品と異なる場合がございます。
掲載商品に関する付帯費用につきましては、地域、気候、その他の理由により変動する場合がございます。内容につきましては施工エリアの代理店にてお問い合わせください。
仕様は諸事情により、変更となる場合がございます。
※掲載価格については、消費税を含まない商品本体の価格で、建築する際には付帯工事や登録に係る手数料等、別途費用が必要となります。
※家具・調度品・植栽等は本体費用に含まれておりません。

 

TYPE-B 外部標準仕上げ表

 

TYPE-B ML(ガレージ有)内部標準仕上げ表

 

TYPE-B OL(ガレージ無)内部標準仕上げ表